自然観測室

skmedalist.exblog.jp
ブログトップ
2013年 06月 14日

ハッチョウトンボ

気温が高い日が続き、雨も少ないのでとても乾燥しています。
水の少ない湿地ではトンボたちはどうなっているのか、気になったのでハッチョウトンボのいる池に行きました。
到着早々何頭か足元から飛び上がりましたが、やはりかなり乾燥していて、普段なら長靴で歩く場所がただの草地のようになっています。こんな様子でも移動せずにいるのは飛翔能力が弱いからなのか、近くに安定した生息地がなくここにしか居られないのか。ハッチョウトンボだとどちらもあり得るので不安ですが、一応流入する水は絶えていませんし、9月過ぎまで生きている息の長いトンボでもあるので、産卵のチャンスはまだあると思います。
e0277347_14432539.jpg
未熟な雌。ほとんどの雌がこのような未熟個体でした。
e0277347_14441860.jpg
こちらは成熟した雌。しかし小さいのでピントや構図が難しい・・・どうしてもごちゃごちゃしてしまいます。
e0277347_14454635.jpg
雄は成熟すると見事に赤く色づきます。
e0277347_14463314.jpg
正面から。未熟な雄も何頭かいました。

ここは個体数は多いのですが、近くに他の生息地が見当たらず、ここが絶えてしまうとかなり絶望的な状況になります。水深の浅い場所を好むトンボですので休耕田などでも稀に発生するようですが、平地では捕食するトンボも多いのでなかなか限られた生息域になってしまいます。ここを中心に生息地を広げてくれるといいのですが・・・


茨城県
[PR]

by sks-medalist | 2013-06-14 14:34 | 蜻蛉


<< 身近なトンボ      ハンノキ林のサラサヤンマ >>